お家のアフターサービス

▼家の外について　　▼家の中について　　▼ちょっとした所を直して欲しい！

外壁

写真は10年目点検での窯業系の外壁です。

外壁の基材に防水塗装した部材を外壁として全面に貼ります。

下地材の木部が気候の湿度変化等によって伸縮し外壁材も動きますが、外壁材同士の間には隙間防止のために弾性のある防水シーリングが充填されているので、雨が進入するのを防いでくれます。

建物の外側は太陽の紫外線をはじめ、過酷な気象条件下にさらされています。

劣化が進んでくると雨の進入の心配も増えてきますが、これを防ぐ為に定期的な改装が必要になってきます。
日当たりが良いと好環境である反面、経年劣化の進行が早くなり、日当たりが悪い面は黒カビや藻が発生しやすいですが、経年劣化の早さは遅くなる傾向があります。

雨垂れ等、外壁に付着した汚れを落とす場合は、高圧洗浄が一般的ですが、外壁材の防水塗膜の劣化等も進んでいる為、早めの掃除が好ましいと思われます。

点検枡

写真は5年目点検での汚水枡を洗浄しています。

お家の外周には点検枡（雨水枡、汚水枡）が数箇所あります。雨水枡は主に雨樋からの排水が流れていきます。
汚水枡はキッチンや洗面台、浴室等の生活排水が通過しますが、ここに油脂等（※）が溜まって次第に堆積し詰まってしまうと、排水が逆流して室内の床等を汚してしまうこともあります。

排水口に薬剤を投入して排水管内を洗浄することは一般的でありますが、汚水枡の洗浄はあまり知られていないのが現実です。

仮に10年経過したとしても極端に油脂等で詰まる現象は考えにくいですが、お客様には起こり得る現象や事例を知って頂くことが大事だと考えております。

※油脂等・・・洗剤等で油分は分解されますが、排水管を通ることで電子的・温度的に油分が放出されて溜まったものです。

＊詳しくは、こちら>>>

フローリング

写真は10年目点検での2階ホールの床です。

無垢のフローリングが一般住宅に普及、メンテナンスの仕方によっては10年経ってもツヤが出ています。

代表的なワックスとして「リンレイのフローリング専用ワックス」が挙げられます。

ワックス掛けは手間がかかりますが、数ヶ月先ではなく、数年先・十数年先を見越してメンテナンスを続けることで大きな差が出てきます。

ワックスは表面に膜を作ってツヤ出し・キズ防止・補修対策になりますが、水滴を弾く特徴もある為、結露水による腐蝕対策にもなると思われますのでお勧めしております。

壁

写真は5年目点検での和室の隅っこです。

壁にはビニール製のクロスが一般的です。部屋の隅っこのクロス同士が召し合う（左右のクロスの間）部分に隙間が開く現象は「隙間が開くことを想定して、クロスを切る」施工になっているからです。

この間にはコークボンドを充填して隙間が目立たないようにしており、「クロスがよじれる」現象を回避・クロスを守るのが目的です。

よじれるとビニール製が素材である為、元に戻らなくなることもあります。

＊詳しくは、こちら>>>

ドア（開き戸、引き戸等）

写真は2年目点検での開き戸、引き戸です。

開き戸は扉と枠の間に「丁番」が2箇所取り付けられております。

扉は開閉の使用頻度や使い勝手、経年変化等によって少しずつ動くことがある為、補正できるように丁番は3次元（左右、上下、奥行き）となってます。

扉にガラスが入った仕様の場合、重みで戸先が下がり床材を傷つけてしまうこともある為、応急処置で扉を上に持ち上げる方法を知っておくとよいでしょう。引き戸は経年変化等に対処できるように扉のサイドに調整ツマミがあり、扉の上下や傾きが補正できます。

＊【開き戸】詳しくは、こちら>>>　　＊【引き戸】詳しくは、こちら>>>